1744年、ドイツ南部の銘醸地ファルツにてヨハン・ウィルヘルム・カトワールが設立、以来、家族経営で長きにわたりワイン造りを受け継ぐワイナリー「ミュラー・カトワール」。
ファルツ地方を南北に走るドイツ・ワイン街道沿いハールト、ムスバッハ、ギンメルディンゲンなどを中心に約25ヘクタールの畑を所有し、リースリングやヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)など白ブドウを主体に、ミネラル感がありエレガントなワインを手がけるファルツを代表する造り手のひとりとして知られています。
南でフランスアルザス地方と国境を接するファルツ地方。アルザスのヴォージュ山脈から続くハールト山地が乾燥した気候をもたらし、地質的にもこの土地のブドウ栽培に大きく影響しているとされています。
「ミュラー・カトワール リースリング・ファルツ・ハールト・トロッケン」の畑が位置するのは海抜約200m、畑には「ハールト砂岩(Haardtsandstein)」と呼ばれる黄色い砂岩が風化した土壌が広がります。
樹齢は約25年、植樹密度は5,000本/ha、すべて有機栽培のブドウから造られます。ブドウの栽培や収穫はすべて手作業で行い、ゆっくりと発酵させた後(マロラクティック発酵なし)、5000Lのステンレスタンクで可能な限りの熟成期間を設け、瓶詰後にリリースされます。
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