VINTAGE 2009 Brut 1er Cru
白・発泡/辛口 2009フランス
ヴィンテージ2009 ブリュット プルミエ・クリュ はバックオーダーとなっており、在庫が戻り次第、出荷されます。
シャルドネの聖地といわれるシャンパーニュ地方コート・デ・ブランで1950年に誕生した造り手シャンパーニュ・ポール・グール。「白い丘(Côte des Blancs)」の名の通り、あたりには白亜石灰質土壌の丘陵地帯が広がり、世界でも最高峰のシャルドネを生み出す土地として知られています。拠点を構えるのは、コート・デ・ブラン最南端に位置するヴェルテュ村。かつてヴェルテュ村で8軒の家族が寄り合ってはじめた生産共同組合は、今では80軒の農家と120haのブドウ畑を所有します。「ポール・グール」の名は、ヴェルテュ村でシャンパーニュの歴史を切り拓いた人物でもあるポール・グール村長に由来し、先人たちの精神をそのまま引き継ぎ、真摯にシャンパーニュと向き合います。プルミエ・クリュ「ヴェルテュ」のシャルドネが持つエレガンスを表現するため、シャンパーニュ・ポール・グールにはプルミエ・クリュの畑のみを使用します。栽培方法は、環境への負荷を抑えたリュット・レゾネ。自らの土地の歴史と未来を考えた上での選択です。ヴィンテージ2009 ブリュット プルミエ・クリュは、シャルドネ85%、ピノ・ノワール15%、良年のみ限定醸造される特別なシャンパーニュ。標高98~247m、平均樹齢35年の畑からさらに厳選されたブドウのみを使用(植樹密度は9,000本/ha)。育んだブドウのまっすぐなピュアネスを尊重し、木樽での一次発酵はせず、ステンレスタンク発酵のみ(マロラクティック発酵あり)。瓶内での8年間の二次発酵熟成を経て、オリ抜き後はさらなる瓶内熟成を待ってリリースされます。ドサージュは最低限に抑えられています。造り手曰く、「2009年は、湿度が高く寒い冬、理想的な気候の春、そして、初夏のストレスを経て、7月中に受けた雨により夏の乾燥を乗り越え、完璧な状態で収穫を迎えられた」とのこと。数多くの受賞歴に加え、国内外の星付きホテルやレストランからも引き合いの絶えない信頼の作り手であり、ルイ14世の宮廷に仕える貴族たちによって設立されたシャンパンの愛好団体「シャンパーニュ騎士団」の一員でもあります。※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。
美しく輝く銀色がかった淡い黄金色。非常に繊細できめの細かな泡が長く続く。熟れた桃や洋ナシの香りに、白い花、ミネラル、イースト、ほのかにドライフルーツ、ナッツ、モカなど複雑なブーケが広がる。口当たりは柔らかくクリーミー。ミネラル感を伴う繊細でリッチな味わいに、柑橘類のしっかりとした酸がボディをより引き締める。デリケートで、ピュアな果実の繊細さと力強さが見事に調和した、ヴィンテージシャンパーニュならではの味わい。