ブドウ本来の力を引き出す造り手イカルディによる「モンテュベルト バルバレスコ」。“モンテュベルト”とはピエモンテの方言で、DOCGバルバレスコのブドウが収穫される、ネイヴェ村の丘の頂上にある単一畑の名前に由来しています。
標高300m、粘土石灰質土壌の南西向きの畑で有機栽培されたネッビオーロの樹は、植密度は4500本/ha、平均樹齢53年のもの。手摘みで収穫されたブドウは、天然酵母を使用しステンレスタンクにて発酵。ライトトーストの新しいフレンチオークの大樽で24ヶ月間の熟成を経たのち、瓶詰めされています。
醸造家のクラウディオはこのワインについて、「ワインの女王と呼ばれるのにふさわしい、とてもエレガントなバルバレスコです。」とコメントを寄せています。
初代ピエール・イカルディによって1914年に誕生したイカルディは、彼の子供であるクラウディオとマリア・グラツィア・イカルディに引き継がれ、クラウディオは栽培と醸造を、マリア・グラツィアはセラーでの管理を担っています。
クラウディオが語るのは「雑草はブドウの樹と同じか、それ以上に大切」だということ。手放しで成果を待つのではなく、生える草の種類から畑の栄養バランスと状態を把握し、鴨や鶏の力も借りながら手作業で雑草の管理をすることで生物多様性を保ち、畑の健康状態を整えていくのが彼のやり方です。
「すべては土のケアから始まる」という確かな意志のもと、自らの手で自然と向き合い、対話をしながらワインを造り上げていきます。
※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。