ヴィーニャ・サン・エステバンによる「イン・シトゥ シグネイチャーワインズ シャルドネ・ヴィオニエ」。シャルドネ60%とヴィオニエ40%のブレンドから造られるワインは、シャルドネによる新鮮な洋ナシとミネラルのノートとヴィオニエによる密度の高いボディとフローラルなアロマが特徴です。
チリの首都サンティアゴから68km北に位置するアコンカグア・ヴァレー。地中海性気候に属し、夏は雨が少なく乾燥する地域です。アコンカグア川の岸辺には、アンデス山脈から運ばれる砂や丸みのある岩を含む砂質土壌があります。この特徴的な土壌が持つ水はけのよさと肥沃度の低さ、そしてアンデス山脈から吹き下ろす夜間の冷涼な風による日較差によって、ミネラル感と果実の表現が際立つブドウが造られます。 銘柄名にある“イン・シトゥ”とはラテン語で“ここ”という意味。このワインの起源であるテロワールを強く表しています。
ブドウ畑はアンデス山脈の麓の標高830mの高地に位置し、およそ1ヘクタールあたり5,000本の植密度で植えられています。ギヨ式で仕立てられ、平均樹齢は15年。すべて手摘みで収穫します。環境にやさしい農法を実践し、チリ独自の認証である「ワイン・オブ・チリ・サステイナブル認証」を取得しています。
70%をフレンチオーク樽で発酵後、同樽で6ヶ月熟成し、残りの30%はステンレスタンクで発酵と熟成を行います。熟成後ブレンドを行い、瓶内熟成6ヶ月を経てリリースされます。
ヴィーニャ・サン・エステバンの創業者ホセ・ビセンテは、アンデス山脈の麓アコンカグア・ヴァレーの地で、国際的にも認められる高品質なブドウの栽培を確立しました。ボルドーやカリフォルニアで「シャトー・ムートン・ロートシルト」や「ムートン・カデ」のワインメイキングにも携わってきた息子オラシオがワインメイカーとして参加し、1974年に設立しました。
アンデス山脈の麓の高い標高でのブドウ栽培、チリ有数の年間日照時間、北風と海岸からの海風による昼夜の激しい寒暖差、まさにワイン造りを約束された土地で、父子の持てる知識と経験を融合させて造り出すワインは、チリ国内での確固たる評価を得て、今やグローバルレベルでの高い信頼を獲得しています。
※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。