キャメルファームワイナリーの「ピノ・ノワール ロゼ・スパークリング フジモトヴィンヤード」は、セニエ法で造られたピノ・ノワールの果汁をシャルマ方式で発酵させた、フレッシュで心地良い甘さのスパークリングワインです。

エチケットには、余市のランドマークであるシリパ岬がデザインされています。

北緯43度、北は日本海に面し三方をゆるやかな丘陵地に囲まれた北海道余市町。余市川と登川が長い年月をかけて削り出した丘陵地である余市町登地区にワイナリーは位置しています。4km北に臨む日本海には遥か南方から対馬暖流が流れ込み、北海道の中では比較的温暖な気候に恵まれた地域です。
余市の醸造用ブドウ栽培の第一人者で、キャメルファームワイナリーの畑の先人でもある藤本毅氏。「フジモトヴィンヤードシリーズ」は、「藤本ヴィンヤード」という名前を冠した畑のブドウを使用しています。

ブドウ畑は、キャメルファームワイナリーの南の山側に位置し、西向き斜面の畑は夕日が長く照るため、果実味豊かなブドウが育ちます。粘土質の土壌でコルドン式により栽培され、樹齢は5年です。手摘みで丁寧に収穫されたブドウは、シャルマタンクで発酵後、瓶詰めまでステンレスタンクで熟成させ、リリースされます。

『日本の農山漁村にある豊かな自然や資源を守り、美味しくて安心安全なものを一から造り届け、農家の方々が守り育ててきた知恵と技術を引き継ぎ、新たな担い手の育成や地域の活性化に一緒に取り組んでいく』という想いのもと、2014年にキャメルファームワイナリーは設立されました。
余市で40年に渡りワイン用ブドウの栽培を行い、品質の高さで評価を受けてきた藤本毅氏よりその技術と知恵を受け継ぎ、世界的に著名な醸造家リカルド・コタレッラ氏から学んだイタリアの伝統的製法と最新技術を取り入れた醸造方法でワイン造りを行っています。イタリアの銘醸地、エミリア・ロマーニャのサン・パトリニャーノで醸造長を務めたアンジェロ・トータロ氏を中心としたチームが醸造を引き継ぎ、余市のテロワールとブドウ品種の特徴を活かした日本ならではのワインを世界へ届けることを目指しています。
※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。