※会員割引適用外 希望小売価格:¥2,750(税込)
フィレンツェとシエナのちょうど境界線に位置する、カステッリーナ・イン・キアンティ。この地で9世紀以上もの歴史を持つ造り手、サン・レオニーノによる「ゴヴェルノ・アッルーゾ・トスカーノ」。 サンジョヴェーゼを主体にメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドをブレンド。豊かな果実味の中に爽やかな酸味としっかりしたタンニンを感じるジューシーな赤ワインです。
“ゴヴェルノ”とは、出来上がったワインに少し乾燥させたブドウを加えるトスカーナの伝統的な製法のこと。この添加によって二次発酵が始まり、翌春までゆっくりと発酵し続けることでグリセリン値が上がります。そのため渋味や上品さに影響することなく、柔らかさと丸みのあるワインに仕上がります 。
生産者によるコメントが届いています。「このヴィンテージは気候に恵まれました。2019年の年末の降雨によって土壌に多くの水分が蓄えられたことが特徴的です。夏は暑く乾燥していたものの、ブドウの栄養状態は常に保たれました。8月の大きな日較差と少ない降雨によってブドウはよく熟し、素晴らしいアロマを伴う、長期熟成可能な複雑で飲みやすいワインとなりました」
ワイナリーに隣接するブドウ畑は、日当たりの良い南東から南西向きに位置し、標高300~430mまでの3つの異なる高度にあります。多源礫岩を含む粘土質の土壌で、コルドン式により栽培されています。植密度は1ヘクタールあたり5,000本で、樹齢は20年です。
28℃に保たれた10,000Lのステンレスタンクで発酵ののち、コンクリートタンクで6ヶ月熟成され、3ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされます。
サン・レオニーノのワイナリー名と鐘を表すロゴマークは、カステッリーナ・イン・キアンティ自治区の小さな中世の村にあるロマネスク様式の教会に由来しており、教会がキアンティ連盟の一部になって以来、ワインを造り続けています。最初のボトリングは1073年、以後何度かオーナーが変わり、1994年よりアンジェリーニ家が所有しています。所有面積は100ヘクタールに渡り、内ワイナリーの隣にあるブドウ畑は42ヘクタール。300~430mの3つの異なる標高に位置し、南東と南西を向き日光の恩恵を十分に受けています。土地と歴史に密接に結びついた伝統的なワインを生産するために、職人技を駆使し、研究を重ねながら、サンジョヴェーゼを軸にしたワインを生産しています。
※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。