※会員割引適用外 希望小売価格:¥2,200(税込)
ピエモンテの名門ワイナリー、ミケーレ・キアルロによる「ニヴォレ・モスカート・ダスティ」。モスカートを100%使用した、華やかな香りが特徴のクッキーやケーキとも相性抜群の微発泡甘口ワインです。イタリアでは、クリスマスシーズンに食べられるパネトーネというドライフルーツが入った伝統的な菓子パンと合わせるのが人気です。
南東、南西向き斜面に面した畑は、海洋由来の堆積した白い砂質土壌です。ギヨ式で栽培し手摘みしたブドウは、全房ソフトプレスした後、マイナス2℃のタンクで貯蔵。温度管理されたステンレスタンクでアルコール度数が5%になるまでゆっくりと発酵させます。この間、発酵中に発生した二酸化炭素の一部が取り込まれることで、穏やかで自然な発泡のワインになります。瓶詰め前にマイクロフィルターで濾過することで、酵母による再発酵を防ぎ、澄んだピュアなワインに仕上がります。
生産者からは「理想的な天候に恵まれたおかげで、クリーミーさと新鮮さの調和のとれたヴィンテージになりました」というコメントが届いています。
創業者のミケーレ・キアルロ氏は5世代にわたるブドウ栽培農家に生まれ、1956年にカラマンドラーナの地で小さなワイナリーとして醸造をスタート。地元で日常ワイン用として栽培されていたバルベーラ種を世界的レベルまで昇華させ一躍その名を広めると、徐々に畑の規模を拡大し、比類なき繊細さと複雑さを併せ持つバローロを産出するチェレクイオ、歴史的に最も有名な畑と呼べるカンヌビ、ブルナーテなどのクリュを購入。輝かしい受賞歴を重ね、イタリアの主要18社からなるグランディ・マルキ協会にも所属するなど、世界各国で確固たる評価を獲得している造り手です。2023年にこの世を去るまで、イタリアの土着品種を使用したエレガントで複雑な、バランスのとれたワインを造り続けました。

現在は二人の息子、ステファノ氏とアルベルト氏がそれぞれ栽培と醸造、セールスとマーケティングの分野で腕を振るい、ミケーレ氏の功績を受け継いでいます。
※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。