白ワインが生産の9割を占めるアルザスにおいて、AOCアルザスとして栽培される唯一の黒ブドウ品種であるピノ・ノワールを、その名の通り「18ヶ月(18 モワ)、オーク樽熟成(ヴィエイ・アン・フュ・ド・シェーヌ)」したワインです。沖積土壌の自社畑で環境に配慮した農法(リュット・レゾネ)にて栽培された平均樹齢15~25年のピノ・ノワールを除梗、破砕し、ステンレスタンクで8~12週間発酵の後、225Lのオーク樽にて18ヶ月熟成。ラベルは木製です。
元々はアルザス・アメルシュヴィールの栽培農家として長い歴史を持ち、1970年代に家業を継いだ7代目アンリ・エーラールによりワイン造りを開始、現在では8代目シリル・エーラールとソフィー・エーラール、そして醸造家のローランス・シャッツも加わり家族経営を貫く生産者です。
2016年、2019年、2020年とパリ農業コンクールにてワイナリーとして「卓越賞(Prix d’Excellence)」を受賞。創業時から規模は広く拡大しながらも、いまだに年間生産量のおよそ7割がフランス国内で消費される信頼の造り手です。
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