ジョージア東部、カヘティ州カルダナヒ村で伝統的な製法を継承する造り手シャルヴァ・グヴァラマゼ・ワイナリー。
先祖代々受け継いできた家族の伝統を守りながら、昔ながらの素焼きの壺「クヴェヴリ」でワインを造ります。元々はジョージア最古のワイン生産地のひとつとも呼ばれる南東の山岳地帯メスへティ地方にルーツを持ち、1985年に今のカルダナヒ村でのブドウ栽培を始めました。
ジョージア随一の銘醸地とも称されるカヘティ地方。北東をロシア、南をアゼルバイジャンに国境を接し、北は大コーカサス山脈、中央にはゴンボリ山脈が横たわります。冷たい山からの風や乾燥した気候などの栽培環境にも恵まれ、シャルヴァ・グヴァラマゼ・ワイナリーが100ヘクタールの畑を有するカルデナヒ村をはじめに、数々のすぐれた栽培区域が連なります。500種類を超えるといわれるジョージアの土着品種から、それぞれの区画にあったブドウを選び、オーナーであるシャルヴァ・グヴァラマゼの長男レヴァンと共に個性豊かなワインを造り続けています。
ツァラピ・ルカツィテリ・クヴェヴリコレクションの畑は標高350mほどに位置し、土壌は粘土とレプトソル(岩や石の多い土壌)の層からできています。手摘みで収穫後、120日間のスキンコンタクトを行い、果皮、種、茎と一緒にクヴェヴリと一部ステンレスタンクで発酵後、さらに4~5ヶ月熟成させます。ボトリングはオーダーを受けてから行われます。
8000 年以上にも及ぶ伝統的なワイン醸造の歴史を持ち、「ワイン発祥の地のひとつ」と言われている産地ジョージア(Georgia)。クヴェヴリに収穫したブドウを入れて発酵させ、マラニという石造りの蔵の地中に埋め込み一定の温度で再発酵と熟成を行います。この独特のワイン造りは2013年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されています。
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