ジョージア伝統のクヴェヴリ製法×果肉まで赤い土着品種サペラヴィ
SAPERAVI
赤・スティル/中重口 2018ジョージア
サペラヴィ はバックオーダーとなっており、在庫が戻り次第、出荷されます。
ジョージア東部、カヘティ州カルダナヒ村で伝統的な製法を継承する造り手シャルヴァ・グヴァラマゼ・ワイナリー。先祖代々受け継いできた家族の伝統を守りながら、昔ながらの素焼きの壺「クヴェヴリ」でワインを造ります。元々はジョージア最古のワイン生産地のひとつとも呼ばれる南東の山岳地帯メスへティ地方にルーツを持ち、1985年に今のカルダナヒ村でのブドウ栽培を始めました。ジョージア随一の銘醸地とも称されるカヘティ地方。北東をロシア、南をアゼルバイジャンに国境を接し、北は大コーカサス山脈、中央にはゴンボリ山脈が横たわります。冷たい山からの風や乾燥した気候などの栽培環境にも恵まれ、シャルヴァ・グヴァラマゼ・ワイナリーが100haの畑を有するカルデナヒ村をはじめに、数々のすぐれた栽培区域が連なります。500種類を超えるといわれるジョージアの土着品種から、それぞれの区画にあったブドウを選び、オーナーであるシャルヴァ・グヴァラマゼの長男レヴァンと共に個性豊かなワインを造り続けています。シャルヴァ・グヴァラマゼ・サペラヴィの畑は、コンボリ山脈の斜面に位置する栽培区域「アホエビ」内にあり、粘土ローム質の土壌で標高は約600m。手摘みで収穫後、果皮、種、茎と一緒にクヴェヴリで6~7日間発酵。その後、果皮、種、茎を取り除き、果汁のみ5~6ヵ月間クヴェヴリでさらに発酵させ、瓶詰されています。伝統的なワイン醸造の歴史は 8000 年にも及び、「ワイン発祥の地」と言われ近年注目を集めている産地ジョージア(Georgia)。クヴェヴリに収穫したブドウを入れて発酵させ、マラニという石造りの蔵の地中に埋め込み一定の温度で再発酵と熟成を行います。この独特のワイン造りは2013 年 12 月にユネスコの無形文化遺産に登録されています。※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。
美しく輝く紫色を帯びたガーネット色。カシス、ダークチェリーを想わせる黒系果実の豊かなアロマに、バニラ、オールスパイス、ナツメグ、クミンなどオリエンタルハーブの香りが続く。口当たりは柔らかく、凝縮感ある果実味に旨味、チャーミングな酸味が調和する。余韻に続くスパイスと緻密でしなやかな渋味がボディを引き立てる、味わい深いクヴェヴリワインです。