ヨーロッパ最大の活火山、エトナ山。“エトナから生まれた砂”という名の通り、テロワールを良く表したクラシカルなワイン。

フィッリアートFIRRIATO

レ・サッビエ・デル・エトナ・ロッソ

LE SABBIE DELL’ETNA Rosso

赤・スティル/中重口
2019イタリア

750ml: ¥2,640
(税込) /本

地中海に囲まれたシチリア島に存在する、ヨーロッパ大陸最大の活火山エトナ。フィッリアートが畑に選んだこの山麗には、何世紀も前からブドウ栽培の伝統があり、フィロキセラの被害を受けていない樹齢120~150年の古木が今もなお現存している、特別な場所です。



フィッリアートのエトナ山のブドウ園の標高は海抜650mから900mに位置し、レ・サッビエ・デル・エトナは主に山の北東側の海抜700m~750mの畑で採れたブドウから造られます。シチリアと言えば温暖な気候を想像しますが、エトナ山麓の冬は真っ白な濃霧に覆われ、地中海性気候の沿岸部とは大きく異なります。夏の日中は直射日光が当たる場所は気温が上がりますが、朝・晩は10度以上も気温が下がり冷え込みます。この寒暖差の激しさは、果実に含まれるポリフェノールや芳香を高めます。



主に砂質の火山性土壌は、非常に細かい粒子で構成され高い排水能力があることと、ブドウの糖度に影響を与えるリン、植物の耐寒性を高めるマンガンをはじめとするミネラル成分の含有量が非常に多いことが特徴です。また山の地形や方位によって、溶岩流や降り積もる火山性物質の年代・特質が様々に絡み合わさっているため、畑ごとに違う個性を持っています。それにより、味わいや香りに奥行き・複雑味がもたらされます。



土着品種ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カップッチョによる、エトナ伝統の組み合わせです。ステンレスタンクで発酵後、6ヶ月間の瓶内熟成を行いました。

2019年は、近年では比較的雨が多く気温の低い年でしたが、ブドウの成長にとっては最適で、房の平均重量が減少し、全体の品質は向上しました。成熟期の昼夜の気温差によって糖度と酸味のバランスがとれた、香り豊かなブドウに育ち、またネレッロ・マスカレーゼにおいてはポリフェノール含有量も増加したおかげで、色鮮やかでスパイシーノートとミネラル感のある、心地よいタンニンが調和した素晴らしいヴィンテージになりました。


シチリア島西部の街トラーパニに程近いパチェコに拠点を構える造り手フィッリアート。古代から様々な文化が行き交い、イタリアワインの歴史においても大きな役割を果たしてきた自らの故郷から、再び世界に向けてシチリアワインの素晴らしさを発信しようと、現当主サルヴァトーレ・ディ・ガエターノ氏が1978年に立ち上げ、1985年からワイン造りをスタートしました。



現在ではパチェコの他、シチリア東部のエトナ山の麓に醸造所と畑を、そしてトラーパニから船で20分ほどにある小さなファヴィニャーナ島にも畑を有しています。丘陵、火山、海というそれぞれ地質も気候も異なる環境で、土地ごとに合ったブドウの持ち味を存分に生かし、それぞれのテロワールを大胆に表現したワイン造りを目指しています。カジュアルなワインから特別な日のための一本まで、常に安定した品質に対する評価は高く、イタリア国内はもとより世界各国で認められている生産者のひとりです。

近年では、ワイン造りと土の保護にも軸足を置き、生物多様性保護や環境保全に対する独自の研究にも精力的で、シチリアから持続可能なワイン造りを発信するパイオニアとしても注目を集めています。



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<味わい>

輝きのあるほのかにオレンジの入ったルビー色。フローラルな印象で、カシスやブルーベリーなどの凝縮した香り、摘み立てのラズベリーやストロベリーなど赤い果実の新鮮な香り。リコリス、ホワイトペッパー、紅茶葉様の香りが広がり、バルサミコ、バニラ、ミネラルの香りが続く。口当たりは柔らかく瑞々しい。滑らかな果実味にしなやかな酸と心地よいタンニンが続く、フレッシュさを伴った味わい。

国・地域イタリア シチリア
格付けDOC エトナ ロッソ
ブドウ品種ネレッロ・マスカレーゼ 80%、ネレッロ・カプッチョ 20%
受賞歴-
熟成詳細瓶内熟成6ヶ月
認証-
ラベル表示酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール度数14.00%
コルク
入り数6
料理との相性とんかつ
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