マルケのテロワールを体現する注目の造り手、テヌータ・ムローラによる「ブルンフォルテ」。
テヌータ・ムローラのオーナーの故郷であるローロ・ピチェーノの町を中世に統治していたブルンフォルテ伯爵にちなんで名づけられました。
230mの東向き斜面に位置し、粘土を含む混合土壌の畑「レヴァンテ」で収穫されるメルローを100%使用します。樹齢17年、植密度は5200本/ha。地中海性気候により夏は暑く乾燥し、冬は雨が多くなります。太陽の恵みとアドリア海の穏やかなそよ風を受けるブドウ園です。
ステンレスタンクにて発酵ののち、マロラクティック発酵を行います。その後そのまま21ヶ月間タンク内で熟成させたのち、3000Lのスラヴォニアンオーク樽でさらに20ヶ月間熟成させ、リリースされます。
テヌータ・ムローラは、マルケ州で最も美しい修道院とも称えられる、マチェラータ県ウルビサーイア、フィアストラ修道院の一角に作られたワイナリーです。1800年代初期に現当主ユーレック・モシェーヴィチの母方の祖先によって購入された土地が起源となります。
MURÒLAという名前は、「動物に水を提供する泉」に由来し、その昔水源のある土地は他の土地よりも貴重なものとみなされました。 現在自然保護区にも指定される周辺地域には、今でもブナの木が広がり、野生の鹿やフクロウ、キツツキなどの生息地としても知られています。硬い粘土質と内陸性気候を活かしながら、リボーナやパッセリーナなどのこの地のみで栽培されている固有品種の栽培にも力を注いでいます。近代技術と伝統の融合により産み出されるワインは、マルケでもトップクラスのワインとしてガイドブックでも注目を集めます。かのリカルド・コタレッラ氏をエノロゴ(醸造家)として招聘し、今後の更なる躍進から目が離せない存在のひとつです。
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