※会員割引適用外 希望小売価格：￥2,640（税込）
高品質なスパークリングワインが生産されているイタリア北西部ロンバルディアのワイナリー、カンティネ・ピローヴァノによる「テッレ・ベンティヴォーリオ シャルドネ・スプマンテ メトド・クラッシコ」。自社畑のシャルドネを100%使用し、瓶内二次発酵で造られたきめ細かな泡立ちのスプマンテです。
ブドウ畑の地層は高い丘陵地の地滑りによって形成されました。表層がより深い層と混ざり合い、約12～18ｍにもなる深さの耕作可能な土壌が形成されます。この深さのある肥沃な土壌は、水はけが良く、冬の間の保水に役立ちます。これによって夏の間も畑は水のストレスを抱えることなく最適な状況で根を張ることができ、ブドウは健全な状態を保つことが可能です。
使用しているシャルドネは、シャブリで使われているフランス産のクローン品種を選んでいます。この品種はフランスでは「シャルドネ・マスカット」と呼ばれます。その理由は、通常のシャルドネのクローンには存在しない第1アロマを感じられるからです。この第1アロマが前駆体の状態でブドウ内に存在し、発酵によって生成されるアロマと組み合わさることで、特有の複雑な香りが造り出されます。元来はスティルの白ワイン用に作られたクローン品種ですが、収穫を早めて酸味を保つことで、しっかりとしたボディがありながらもフレッシュなアロマをもつ、スパークリングワインのベースになります。
瓶内二次発酵ののち、最低10ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされます。
醸造家は、「酵母の繊細さだけでなくとてもフルーティーなアロマと心地よい新鮮味や余韻を伴う、シャンパーニュのようにとてもエレガントなスパークリングワインです」と語っています。
1850年にアマディオ・ピロヴァーノがワインの買い付けを始めたことをきっかけに、ピローヴァノ家はワインのビジネスをスタート。1910年には現在の前身となる会社を設立。そこから100年以上、家族で経営を続けているワイナリーです。
今でも受け継がれる信条はただひとつ、「全てのワインが高い品質を備え、全てのワインにテロワールを表現すること」。品質本位の信条を頑なに守り続け、低価格を維持しながらも驚くべきクオリティーのワインを送り出しています。
また、更なる高みを目指し、1997年からはオルトレポ・パヴェーゼにて、自社ブドウを中心とした上級ライン「テッレ・ベンティヴォーリオ」の醸造をスタート。標高250mにある古くから石灰の採掘地としても知られるミネラル豊かな斜面の畑では、ピノ・ネロ、シャルドネ、リースリング、ピノ・グリ、ボナルダ、バルベーラなどを栽培。品種の個性を存分に生かしたバランス感抜群のワインを次々とリリースし注目を集めています。
※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。
