ローヌのテロワールを体現した数々のワインを生み出すドーヴェルニュ・ランヴィエによる、「コスティエール・ド・ニーム ヴァン・グルマン」。
ブドウ栽培の歴史がフランスで最も古いと言われている、コスティエール・ド・ニーム。ミストラルという北西の風が通年吹き、ブドウを乾かし病気を防ぎます。日照と日較差にも恵まれ雨も少なく、ブドウの栽培に適したこの地で育ったシラーとグルナッシュを主体に、計5種のブドウをブレンドして作られています。
標高50mほどに位置する南向きの畑に植えられたブドウの樹は、平均樹齢25年前後で収量は4000本/haほど。シラーを40%、グルナッシュを25%、ムールヴェードルを20%、マルスランを10%、カリニャンを5%使用します。発酵後、一部をコンクリートタンクで6ヶ月熟成させたのちリリースされます。ワイン本来の果実味を保つため、樽ではなくステンレスタンクとコンクリートタンクをあえて用いています。
ブルゴーニュの地で研鑽を積み50軒以上のワイナリーで醸造ディレクターとしての非凡な才能を発揮してきたジャン・フランソワ・ランヴィエと、マネージメントからマーケティングを担うフランソワ・ドーヴェルニュの二人組が営む、ドーヴェルニュ・ランヴィエ。ワイン造りにおける才能とイメージ力を持った二人は、ローヌで何世代も続くブドウ農家たちと共に手を取り合い、ワイン造りを行っています。
彼らの信条は「テロワールの尊重」。すべてのワインにおいてそれを体現するためには、契約農家との間で緻密な意見交換が欠かせません。枝の剪定や除草のアドバイスから、芽かきに収穫時期などの畑のマネージメントまでよく話し合うことで、それぞれのテロワールを最大限に活かした高品質のブドウからのワイン造りが実現します。
2004年の設立ながら、リリースするワインがパーカーポイント100点をはじめ軒並み高評価を獲得しました。ローヌの未来を切り拓いた存在としてフランス国内のプレスから賞賛を浴び、今や世界中からの熱い期待と羨望を集めるワイナリーです。
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