「コート・デュ・ローヌ ルージュ トラディション」は、フランソワ・ドーヴェルニュとジャン・フランソワ・ランヴィエがドーヴェルニュ・ランヴィエを設立した2004年、最初に生産した記念すべき3種類のワインのうちの1つです。
ローヌにおいて最も代表的な2つの品種、グルナッシュとシラーを使用します。グルナッシュはスパイシーなカシスの風味とふくよかさを、シラーは上質なスミレのニュアンスやスタイリッシュな複雑さをもたらします。
標高100mほどに位置する砂の多い粘土質土壌に植えられたブドウの樹は、平均樹齢20年前後で収量は3400本/haほど。グルナッシュを60%、シラーを40%使用します。発酵中にルモンタージュポンとデレスタージュ(オリ抜き静置法)を行い、マロラクティック発酵を経て、ステンレスタンク内で3ヶ月熟成させたのちリリースされます。
濃縮された果実味と深み、そしてフレッシュな余韻のある、彼ら独自のスタイルを力強く打ち出した1本です。
ブルゴーニュの地で研鑽を積み50軒以上のワイナリーで醸造ディレクターとしての非凡な才能を発揮してきたジャン・フランソワ・ランヴィエと、マネージメントからマーケティングを担うフランソワ・ドーヴェルニュの二人組が営む、ドーヴェルニュ・ランヴィエ。ワイン造りにおける才能とイメージ力を持った二人は、ローヌで何世代も続くブドウ農家たちと共に手を取り合い、ワイン造りを行っています。
彼らの信条は「テロワールの尊重」。すべてのワインにおいてそれを体現するために、契約農家との間で緻密な意見交換が欠かせません。枝の剪定や除草のアドバイスから、芽かきに収穫時期などの畑のマネージメントまでよく話し合うことで、それぞれのテロワールを最大限に活かした高品質のブドウからのワイン造りが実現します。
2004年の設立ながら、リリースするワインがパーカーポイント100点をはじめ軒並み高評価を獲得しました。ローヌの未来を切り拓いた存在としてフランス国内のプレスから賞賛を浴び、今や世界中からの熱い期待と羨望を集めるワイナリーです。
※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。