ジョージアの首都トリビシから車で2時間以内、コーカサス山脈の麓にあるヴァジスバニ・エステイト。35ヘクタールに広がるブドウ畑は、樹齢の高い希少な木々からなる壮大な緑地に囲まれています。
1800年代にジョージアの由緒ある貴族のスルハン・チャフチャヴァゼが建設したこのシャトーは、カヘティの文化および教育の発展に大きく貢献した場所の一つです。時代と共に一時は荒廃しましたが、ワイン造りの伝統文化やその発展の歴史を追体験できる宿泊施設として蘇りました。

「ジョージアン・サン・サぺラヴィ」には、酸とタンニンが豊富で高品質なワインを生むといわれるサペラヴィを100%使用。畑は平均標高480-550mに位置し、中程度の炭酸塩基盤岩を含む礫質粘土土壌です。南西向きにおよそ4,700本/haの植密度で植えられ、平均樹齢は10年前後。ジョージアの夏季(6~8月)は晴天日に恵まれることが多くブドウ栽培に適した天候が続くため、肥料は与えずに農薬も必要最小限使用する程度です。
新樽と2年目と3年目の300Lのオーク樽で最長8ヶ月の熟成後、数ヶ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。

生産者曰く、2023ヴィンテージは春は例年より少し涼しかったものの、ブドウの木は適度なタイミングで健全に発芽しました。全体的に順調で適度な雨も降り良好な天候で、収穫前には暑い日もあったため、ブドウの品質が向上しました。
19世紀にワイン造りとブドウ栽培を趣味としていたジョージアの貴族、スルハン・チャフチャヴァゼによって造られたシャトーを蘇らせ、ワイン造りとブドウ栽培の文化を新しいレベルに引き上げる事を目指し、2013年、実業家マムカ・ハゼラゼとバドリ・ジャパリゼにより設立されたヴァジスバニ・エステイト。

ジョージアで最も伝統的なワイン産地であるカヘティのムクザニとヴァジスバニに畑を所有し、キシ、ヒフヴィ、ルカツィテリ、ムツヴァネ・カフリ、サペラヴィなどジョージア土着品種を使用した伝統的なクヴェヴリで醸造するノンフィルターの辛口ワインと、新しい方向性で造るジョージアン・サンの2つの銘柄を生産しています。
ジョージアの太陽の下で生まれる芳醇なワインの可能性を世界に広めることを目指し、そのシンボルとして、太陽の表意文字、古代ジョージアのアルファベットの4番目の文字であるdoni(ドニ)がラベルに記されています。

醸造を手掛けるのは、1980 年からワイン業界に身を置く、ラド・ウズナッシュヴィリ。彼が造った150種類以上のワインは世界でも認められ、伝統製法と近代技術を融合させながらジョージアの特徴あるワインを造りだしています。
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