オークヴィルの西部に位置する有名なト・カロン・ヴィンヤードを含む4つの自社畑のブドウを使用し、毎年比率を変えながらカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベックのブレンドから造られます。
2019年は、春に降った恵みの雨が大地を潤し、ブドウの生育期に十分な水分をもたらしてくれました。例年よりも萌芽・開花・ヴェレゾン(色づき)は遅れたものの、晩夏にかけて気温が上昇し、果実の十分な成熟が得られました。収穫は平年より数日早く9月10日に始まり、約4週間で終了。前年のヴィンテージに続き、2019年ヴィンテージでも100%天然酵母での醸造が実現しました。 22日間のマセレーションの後、100%フレンチオークの新樽にて19ヶ月間熟成。美しい酸と長い余韻、幾層にも重なる凝縮感のある風味を堪能いただけるヴィンテージです。
オーパスワンは、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵と、カリフォルニアワインの巨匠ロバート・モンダヴィ氏によって創立されました。
創立者たちの目標は、両ファミリーの誇る偉大なワイン造りの伝統と革新を融合させて、ナパヴァレーから至高のワインを造り上げることでした。オーパスワンは、ほかの偉大な芸術作品がそうであるように、彼らの情熱から誕生しました。妥協のない品質を追求するたったひとつの目的は、ビジョンと情熱を何世代にもわたって表現していくことです。
創立から40年以上を経た現在、オーパスワンは伝統的な手法を大切にしながら、革新と改良を探求し続けることで、複雑かつ繊細なワイン造りを極め続けています。
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