BRICCO DEL SOLE
赤・スティル/重口 2019イタリア
ブリッコ・デル・ソーレ はバックオーダーとなっており、在庫が戻り次第、出荷されます。
ブドウ本来の力を引き出す造り手、イカルディによる「ブリッコ・デル・ソーレ」。イタリア語で「太陽の岩山」を意味し、ブドウ畑が日当たりの良い丘にあることから名づけられました。標高約300m、ミネラル分に富む砂質土壌の南西向き斜面の畑からとれたネッビオーロとバルベーラ、そしてカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした、生産者曰く”ボルドースタイル”の赤ワインです。発酵には自然酵母を使用し、発酵中の温度管理も自然に委ねますが、健全で安定したワインに仕上がるように日々醸造タンクに向き合い、ルモンタージュのタイミングを見極めます。スキンコンタクトしながら15日間の発酵を終え、ライト・トーストのフランスオークの新樽で18ヶ月間の熟成を経たのち、必要最低限の亜硫酸を添加され(当ワインへの添加量は約58㎎/L)瓶詰めされます。イカルディはピエモンテ州カスティリオーネ・ティネッラの地に1914年にブドウ栽培農家であったピエール・イカルディによって誕生したワイナリー。現在は彼の子供であるクラウディオとマリア・グラツィア・イカルディに引き継がれ、クラウディオは栽培と醸造を、マリア・グラツィアはセラーでの管理を担っています。ピエモンテでの有機栽培の先駆者としても知られるクラウディオ。訪ねてくる栽培家や農学者は後を絶ちませんが、クラウディオが語るのは「雑草はブドウの樹と同等、またはそれ以上に大切である」ということ。手放しで成果を待つのではなく、生える草の種類から畑の栄養バランスと状態を把握し、鴨や鶏の力も借りながら手作業で雑草の管理をすることで生物多様性を保ち、畑の健康状態を整えていくのが彼のやり方です。「すべては土のケアから始まる」という確かな信念のもと、自らの手で自然と向き合い、対話をしながらワインを造り上げていきます。※本文中の製造方法、商品エチケット等は予告なしに変更されることがあります。
美しく輝くガーネット色。新鮮なベリー系の果物とブラックペッパーや木を想わせるスパイシーで豊かな香り。シナモンや黒いベリー系のソフトで丸みのあるリッチで優雅なワイン。