家族経営のワイナリー、フラテッリ・ポンテによる「バルベーラ・ダスティ スーペリオーレ レヴィラベル」。ピエモンテの土着品種バルベーラを100%使用したフレッシュな果実味とクリスピーな酸味のバランスが良いジューシーな赤ワインです。
ワインを彩る印象的なラベルを手がけるのは、著名なグラッパの蒸留家、故ロマーノ・レヴィです。ポンテファミリーとロマーノの友情は、レナート・ポンテがアルバ醸造学校最終年の時、学校誌「NUMERO UNICO」の編集に携わっていた1998年に遡ります。レナートはロマーノの蒸留所を訪ね、雑誌「Enotria1998」の表紙デザインを依頼。ロマーノは快諾し、ここから交遊関係が始まりました。
ラベルに描かれているのは、ブドウ畑のある丘とそこに咲く野生の花です。また丘の上の小さな家には暖炉があり、家族の団欒がロマーノによって描かれています。このシンプルかつカラフルなイラストには、この世界の片隅にある、人生の素晴らしさが表現されています。
サン・ダミアーノ・ダスティにある畑は、石灰質を主とした土壌です。ブドウは手作業で厳しい選別を行いながら、10月上旬に収穫されます。26~28℃に保たれたステンレスタンクで10~15日間発酵。そしてオーク樽で12ヶ月熟成され、リリースされます。
ロエロとモンフェッラートの間のサン・ダミアーノ・ダスティにカンティーナ(ワイン醸造所)と畑を持つ、フラテッリ・ポンテ社。第二次世界大戦後、祖父カルロが小さな畑でバルベーラの栽培を始めました。畑を引き継いだ父ジュゼッペ、母ジョヴァンニがブドウとワインの生産を拡大し、現在では彼らの子供たちである三世代目のレナート、イヴァン、マッシモそしてメリーの兄弟たちも加わり、現在へ至ります。ブドウ畑での作業、そして醸造から瓶詰めまでの処理のすべてを家族で行い、絆と熱い情熱をもって60年以上にわたりワイン造りに励んでいます。
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