新入荷のお知らせ(ASTORIA/アストリア)
イタリアでもっとも美しいワイン生産地の一つとして知られるヴァルドッビアデネのワイナリー、ASTORIA(アストリア)のワインが入荷しました。
カリブロ
ヴァルドッビアデネ プロセッコ ミッレジマート
コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ地区は、ヴェネツィアから50km、ドロミテ山脈から100kmの位置に広がる複雑に入り組んだ丘陵地帯。80cmほどの狭い棚段でブドウを栽培する「チリオーニ」により、複雑な地形を一面のブドウ畑が埋め尽くすという、世界でも珍しい景色が広がっています。
ミネラルが豊富な氷河由来の堆積土壌、南向きの日当たり、冷たい風が吹くこと等から良質なブドウが育つものの、急斜面では大きな機械を使えずブドウはすべて手で摘まれ、この地でのブドウ栽培は平地の5倍もの労力がかかると言われています。かつては産業が発達しない不毛の地とされましたが、ブドウ栽培に携わる人々が400年以上かけて開墾し造り上げた魅力的な景観により、ユネスコ世界遺産に認定されています。
アストリアはその中心地レフロントロにヴァル・デ・ブルン農園を保有、穏やかな丘陵に連なる約100haのブドウ畑から優れたワインを数多く産出しています。
コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネDOCGのトップメーカーであると同時に、数々の著名なワインコンクールにおいて受賞してきたアストリアは、30年にわたる成功の歩みの中で長期的なビジョンをもって持続可能性、環境保護、健康を重視した地域保護活動にも積極的に努めています。
ブドウ畑で様々な花を育てて虫や鳥などを呼び寄せる「ヴィーニュ フルーリー(花に満ちたブドウ畑)」の導入や、生態系を整えることで農薬の使用量を抑える「総合的病害虫管理」を行い、コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ地区では初めてのSQNPI認証(全国統合生産品質システム)を取得したワイナリーとして、2018年の収穫分からプロセッコ・スーペリオーレのボトルにミツバチのマークが入れられています。